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KOIBUMI 2
第29章 最終決戦???
「おいこらぁっ!!!」
ボコッ・・・・。
うっ・・・・。
パンツ一丁の格好で俺は久々ここまで人に殴られた。
顔を上げると、大角会の皆川が煙草を吸いながら椅子に腰かけて俺を見た・・・・。
さっきまでその椅子に涼の弟が座っていた・・・・。
「お前うちの下のもん随分使ったらしいな?」
・・・・・・。
皆川の低い声。
さっき弟二人と話していたテンションとはまるで違う。
「・・・・金は・・・払う・・・・。」
俺が言うと周りに居たチンピラみたいな奴等が俺の腹を蹴った・・・・。
うっ・・・。
こんなの・・・沖縄だったら・・・・。
こんな奴等・・・。
ギュッと拳を握ったまま俺はやられっぱなし。
皆川は煙草の灰を俺の体の上に落とし・・・・。
「金は何処から引っ張る予定だ????」
・・・・・・・。
「・・・・金は・・・淳から・・・・・。」
全て奪ってやる・・・・。
「上原達からお前が金を??(笑)・・・・そんなの出来る筈ねぇだろッ!!!!」
皆川は立ち上がって俺の背中を勢いよく蹴飛ばす・・・。
おいおいおい・・・・。
俺を誰だと思ってんだよ・・・・。
コイツ・・・マジで・・・・。
いつかやってやるからな・・・・。