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KOIBUMI 2
第5章 一緒に暮らす



取りあえず考えててもという事で・・・。


私達はゴンお爺さんを淳の車に乗せて2軒の物件を見に行った。

「あ~・・・そこ左ねー・・・そうそう(笑)」


お爺さんは後部席から指をさし笑って言った。


最初はまち子さんの家の近くのアパート。


ん~・・・・。


そこは見た目的にももう・・・古びたアパート(笑)


若干怖いし・・・(笑)

ギシギシときしむ階段を一緒に上がり・・・案内された部屋は奥から2番目。


中は確かに綺麗だった・・・。


淳は・・・。


「ん~・・・・・・。」


と・・・・言うだけ(笑)


本当に少しの間ならいいのかな~・・・・。


一通り部屋を見てお爺さんと共にその部屋を出ると・・・・。

隣の部屋から一人の男が出てきた。


その人は髭ボーボー・・・。


手には汚いスーパーの袋を下げて・・・・私の方をジッと見つめた。


なんか・・・怖い・・・。




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