この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第6章 君に熱視線゚〜甘熟編〜


「…なえ…っ…」

「…あ…っ…」


晴樹のキスは完全な愛撫という行為に代わりに始めていた…


苗の微かに甘さを含む声に、晴樹の呼吸が乱された。

「兄さ、…」

緊張して上擦る声がする。

「兄、さんっ…」


夢中で苗の肌をまさぐり始めた晴樹には苗の囁きは少し遠い…

「…に、…兄さ、…」

「…っ……な、え…っ」

胸元に何度も唇を押し充てる。

興奮し過ぎて疼く胸が堪らなく苦しい―――

晴樹はそんな自分の想いを解放したくて苗の背中に手を回した。

――!

「うぁ…っ」

身投げの思いで覚悟を決めた筈なのに…
やっぱり怖さが増してくる。

ワンピースのファスナーに晴樹の手が触れた気配がして思わず苗の腕に力が入った。

チー…とゆっくりとファスナーが下ろされていく。


「…なえ…っ…」


弛んだ苗のワンピース。晴樹はそれを目にすると抑えきれずに途中までファスナーを下げたまま、肩に掛かる袖を脱がし掛けた。


「やっ、やっぱりっ!…」

「……なえっ?…」


今度はなんだよっ…

心臓も苦しくて痛い…

アレも、はちきれそうでもっと痛い…

半ば恨めしげに晴樹は苗を見る。


「や、やっぱり…」

腕を突っぱねて晴樹の動きを遮った苗を、晴樹も驚いたように見つめる。

/213ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ