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もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第6章 君に熱視線゚〜甘熟編〜
洗濯機を背もたれにして押し倒した苗に覆い被さる。晴樹のモノが柔らかな苗の腹部にグッと押し付けられ、晴樹はその感触に少し吐息を乱した。
美形の色っぽさが際立つ。苦痛の表情で切なく歪めた唇で苗の肌に口付けながら晴樹の手はゆっくりと苗のもっちりとした太股を持ち上げていた。
うああぁ…っ…
苗の唇が恐怖に歪む。
そっと潜り込みそうな手を苗は瞬時に遮っていた──
「待って兄さんっ…お風呂はいつ入るのさっ!?」
「──・・・」
そうだった…
風呂が先だとお預け食らった筈だ。湯張りの済んだ浴室は湯気で硝子を曇らせている。
晴樹は腹部に吸い付いていた顔を揚げて苗を見上げた。
「風呂は──…終わってから入るっ」
「ええぇっ!?」
勢いついた晴樹は止められなかった──
たぎる下半身は苗の柔らかな肌を切実に求めている。
そんな熱い想いを止められる筈がなかった。
「あ、あっ…兄さっ……」
洗濯機の上に押し倒されたままの苗の下腹部に強い疼きが走った。