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もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第11章 天地 神への誓い ロイド&アル
膝の上に抱いたアルの身体をゆさゆさと絶え間なく揺らし続ける。
送られてくる快楽の大きな波を時おり堪え、ロイドは眉を寄せる。
「ああっ…も、だめ…っ…だめっ…」
泣きそうな表情で喘ぎだしたアルの身体が痙攣を繰り返し始めていた。
「アル…まだダメだ…」
イキそうになっては、ロイドは腰の動きを緩め、アルを焦らす。
もっと強く激しい快楽をアルに与えるために、ロイドは何度もその行為を繰り返す。
長くまったりとした気持ち良さがずっとアルの下半身に送られ、アルは終わらない快感に身を捩った。
「ああ…っ…ロイド、やめっ…お願いもうイキたいのっ…」
「はあっ…ダメだアル…っ…もっと気持ち良くしてやるから…っ」
込み上げる快楽に限界がきているのはロイドも同じこと。ロイドはまるで苦痛に耐えるように切なく眉間を寄せる。
精悍な額には汗の粒が浮き、男らしい頬を伝い落ちていく。
痺れるような強い昂りに一瞬襲われ、ロイドは抱き寄せたアルの白い胸に顔を埋めた。
気を抜いたら自分のほうが果ててしまう。それを耐えるようにロイドは奥歯を食い縛る。
アルの唇を襲うように貪り、迫る快楽に抗い、それが治まるとロイドはまたゆっくりと深く甘いキスを繰り返した。