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またいつか貴方と
第13章 二人の決意



聡くんはシートベルトをして
ゆっくり車を走らせた。

「ちょっと寄り道していい?」

聡くんは頭を撫でながら
しんどくない?と聞いてくれる。


「昼飯食ってないから
近くのカフェで飯食っていい?
沙綾も何か食べる?」


正直言うとお腹空いてる。
だってみんな食べてる間に私は寝てたから。

「お腹空いた。」

「じゃ、二人で飯食って帰ろ。
おばさんには帰って話しよう。」


聡くんはいつも私の不安要素を取り除いてくれる。
そして近くのカフェに入り
禁煙席を選んでくれた。

「俺ランチプレートとアイスコーヒー。
沙綾は?」

「私もランチプレートとオレンジジュースで」


『かしこまりました。少々お待ちください。』


二人になると話したいことを話せなくていた。
これからの事を話し合いのが怖い。

でも、そんな私を見抜いている聡くんは
後で海行こうと言ってくれた。

いつも行く瀬戸内海を見ながら
話をしようと言ってくれた。





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