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またいつか貴方と
第16章 人の温もり




こうやって家族でご飯を食べることが
私の何よりの楽しみでもある。


思春期には親と話をしないとか
ご飯食べない、洗濯は別でとか
そんなの私はどうでもよかった。
むしろ仲良しな家族でありたいと思う。


「何が楽しいの?」

「家族の中に聡くんが一緒にご飯食べてること」

『沙綾は昔からそうよね?
誰かいないと何で居ないの!?って。』

『最近ではその怒ってた奴が1番居ないけどな。』

「だから久々だから嬉しいの」


お兄ちゃんにツッコまれたことは間違ってない。
最近家族でご飯食べてなかった。


「楽しいね…っ。」

涙がとまらなくなってしまった。
やっぱりこの家族の温かさが私には心地いい。

すき焼きもおいしかった。
お母さんの作った野菜たっぷりのポテトサラダ
大好きなものを作ってくれている。


デザートには...


私の大好き...





「クリームブリュレ...」




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