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またいつか貴方と
第18章 運命のテスト
「やっっったーーーーー。
与論島ーーーーーーーー」
私は思わず叫んでしまった。
そして亜里沙に
与論島ってあんた旅行行くの?と。
バレちゃった。
お土産よろしくーとそれだけだった。
早く聡くんに報告したい!
これで与論島に行ける。
放課後正門でスマホを操作する聡くん
その姿を見た私は思わず走っていき
飛び込んで行った。
「危ねぇっ。突進かよ。」
「聡くん!やったよ。
補習なしーーー!」
「おっ、すげぇな。なら夏休み楽しみにしとけ。
今日はお祝いだな。
たっぷり可愛がってやるよ。」
聞きました?
今日の夜は甘い時間を過ごしそうです。
とりあえず家に帰るとお母さんが
嬉しそうにご飯の準備をしていた。
「あ、沙綾おかえり」
「ただいまー。」
『沙綾姉、おかえり』
綾乃がリビングに居た。
ということはお母さんにちゃんと謝ったのかな。
『ちゃんと言った。
高校もこっちで行く。
彼のことはこっちで待つから。』
うん。よかった。