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またいつか貴方と
第19章 絵画展での大事件
『みんなお金持ちなんですね…』
私は車に興味ないし
外車とか国産とかどうでもいいの。
軽自動車で可愛いのがあるの知ってる。
「直人くん私はそうじゃないよ。
ほら、外車とかわからないし
私ねあのほら…〇〇って軽自動車が欲しいの。
あれ可愛いよね?」
直人くんをフォローするつもりで話したのに
亜里沙はそれを堂々とぶち壊す。
『沙綾のところだっていいとこの子じゃん。
お父さん社長さんだし。』
流石に聡くんも分かってたみたいで
あんぐりしている。
さらに落ち込む直人くん。
「あ、そうだ。お昼は俺らの知り合いのカフェに
行こうと思うんだけど夜は希望ある?」
聡くんご話題を変えてくれた。
私もその話に乗ることにした。
「早苗さんのところ?」
「そう。今日は前もって連絡済だから。」
よし!!またあの美味しいカルボナーラが…!!
「直人くん夜ご飯何食べたい?」
私は直人くんに聞いてみた。