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またいつか貴方と
第24章 奇跡を信じますか?
病院に着くとまず病室には向かう。
病室にはお母さんがいて机に向かって化粧をしていた。
『あらやだ!沙綾おはよ。早いね。』
「おはよう。うん。早く会いたいから。」
すると化粧水をパタパタと肌に染み込ませている。
そしてもう肌がボロボロ...
聡が落ち着いたらエステ通ってやると
お母さんは念入りに手入れをしている。
「あ、お母さんがご飯用意してたよ。だから
1回帰ってら家に取りに行ってね。
あと蛍子ちゃんが心配だからうちに泊まればって
お母さん張り切っちゃってたよー。」
すると『助かる!買い物に行く時間もなくて
家にもなんにもないの。
あと蛍子は真也くんの所に帰ったから大丈夫。』と
明るく答えてくれた。
だから私はお母さんにLINEして伝える。
お母さんはまた変なスタンプで返してくる。
病室でそんなことをしていると先生が入ってきた…
『あの、お話があるんですがよろしいですか?』と
私はお母さんと一緒に聞くことにした。
二人で面談室に移動する。