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またいつか貴方と
第4章 二人の相性
チェックアウトしていると
担当の方が出てきて気を遣ってくれたのか
『朝食のご連絡がなかったので
こちらをご用意させていただきました。
よろしければ後で召し上がってください。』
するとアルミホイルに巻かれたものが。
『朝食に出す予定だった鮭と昆布と
こちらで有名なちりめんじゃこの佃煮のおにぎりです。
よろしければ...』
聞くだけで美味しそう!!!
朝ごはん食べられなかったからお腹空いてたの
「ありがとうございます。
朝食連絡しなくてごめんなさい。
おにぎり頂きます!」
担当の方はニッコリと笑ってくれた。
夕方までには帰らないといけないから
風鈴のところで過ごせるのは少し時間が足りないかもと
逆算しながら風鈴作りが出来る工房に向かった。
すると工房のおじさんに話すと
今日持って帰る時間なかったら送ってあげるよ。
と優しい声をかけてくれたのでお願いすることにした。