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またいつか貴方と
第7章 守ってくれる
紅葉が綺麗になってきたころ
私達はバイクに乗って紅葉を見に行った。
今回は真也さんと蛍子ちゃん
それからその周りのお友達などいっぱいいて
色々話をすることが出来て楽しかった。
「沙綾ちょっと来て。」
聡くんは私の手を引いてある人の前にきた。
そしてその人の前に2人で並んで立って
聡くんは話を始めた。
「道隆さん。彼女の沙綾です。」
ほらっ。と促され自己紹介をする。
「はじめまして。橋本沙綾です。
よろしくお願いします。」
すると道隆さんは
『あぁ。高校生だって?』
ぎゃぁ...怖い。
顔が起こっているように見える。
「は、…はい。」
すると聡くんは笑いながら
飲んでどもってんの?緊張しすぎ。
だって。
そりゃ聡くんは慣れてるけど
私は慣れてないのーーーー!
でも、道隆さんは聡くんが言ったように
優しい人だった。
見た目は怖いけど思いやりのある人。
それは一緒に過ごして分かってきたの。
そして彼が私の人生を変える人だった。