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吊擦腐
第5章 (結婚)
実際、結婚するとき、『この人しかいない』と思って結婚した。
恋愛が化学反応と言ったけど、倦怠期やマンネリ化までの定着?冷却期間を待たずに踏み切った私は失敗した。
多分異種の物質が合わさって、熱を発しブクブク化学反応中って時に、周りが良く見えてなかったんだと思う。
熱だか泡だかで…
反応が収まって、合成された新しい物質に精製されたなら良かったんだろうけど、
反応が冷めたら、見事に分離していた。
水と油みたいに…
なんで結婚してしまったんだろう。
その思いしか浮かばなかった。