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心の隙間を埋めて
第4章 写メ
『十分でも、二十分でもいいんです。』
と返信した後、パタンと先生からの返事が途絶えた。
フラれちゃった。
いつも、重いって言われるんだよ。
遠距離の彼氏とも距離を置こうって……。
無理だよね。自分の都合よく、寂しい私の心の隙間を埋めるだけの関係を求めるなんて……。
涙が真っ暗になったスマホのスクリーンの上に溢れる。
♪♪♪♫♪〜
スマホのスクリーンが明るくなり、着信音が軽快に鳴った。バイブでそれが小さく跳ねる。
『俺、色々考えたんだけど、送迎バスっていうのもあるよ。ただ、三十分取れるか、取れないか、だけど、どう?』
と返信した後、パタンと先生からの返事が途絶えた。
フラれちゃった。
いつも、重いって言われるんだよ。
遠距離の彼氏とも距離を置こうって……。
無理だよね。自分の都合よく、寂しい私の心の隙間を埋めるだけの関係を求めるなんて……。
涙が真っ暗になったスマホのスクリーンの上に溢れる。
♪♪♪♫♪〜
スマホのスクリーンが明るくなり、着信音が軽快に鳴った。バイブでそれが小さく跳ねる。
『俺、色々考えたんだけど、送迎バスっていうのもあるよ。ただ、三十分取れるか、取れないか、だけど、どう?』