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心の隙間を埋めて
第6章 日常

深夜、スマホが震えた。
彼女の胸の膨らみのアップの自撮り写真がスクリーンに浮かび上がった。
俺の手のひらがスクリーンを覆う。周りに誰もいないのを確かめる。
彼女の胸の膨らみを覆うレースがあしらわれたライトグリーンのブラジャーは、恐らく今日着けていたモノだ。
オチンチンに血液が流れ込むのが分かる。昼の彼女との出来事が蘇る。痛いほどにそれが固くなる。
『エッチだね』
『もっと、凄いのを写メしましょうか。先生?』
次に送られて来たのは彼女の人差し指と中指の写真だ。その先端には透明な液体が纏わっている。
弄っているのか。その指で……。彼女の瑞々しい"白桃"が蘇る。
すぐに着信音が鳴った。
『先生とのコト思い出して、妄想しちゃいました』
また着信が鳴る。
『私、あの後、髪切りに行ったんですよ』
『へー、どんな髪型にしたの?』
『バッサリと……十五センチくらい……』
『十五センチって、凄く短くしたね? 心境の変化?』

