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恋のばんそうこう
第7章 た
「お前が、成田さんを忘れられないって言うから・・・」
「だから?」
「だから、好きだって言えなかった」
「ほんと、白木ってバカ」
「バカバカ言うなよ・・・」
「バカでしょ?」
「・・・・」
可愛いバカ。
「白木だって、乃恵ちゃん乃恵ちゃんって。
アイドルのファンクラブの会長みたいにうるさいのよ!」
「うるさいって・・・」
「うるさいでしょ!」
「・・・・」
愛しいバカ。
「ゼミの飲み会に呼んどいて乃恵とばっかり話してるし」
「ごめん。
あの頃、綾香に対して自分の気持ちが良く分からなかったんだ。
乃恵ちゃんと話してても、綾香が気になってしょうがなかった」
「バカね」
「・・・・」
「白木は私の事が好きに決まってるでしょ」
私のその言葉に白木は小さく笑った。
「あぁ。だな。いくら乃恵ちゃんと話してても
綾香と上杉の会話が気になってしょうがなかった」
「もう、バカね」
「でも!綾香だって、成田先輩成田先輩って」
「そんなの・・・」
「何だよ」
「そんなの、BBQで白木のベルトループに指をひっかけた時から
白木の事が好きだもん!!
感じとってよ!バカ!」
「ったく、お互いしょうがねーな」
苦笑いしながら、白木はゆっくりと私に唇を重ねた。
「だから?」
「だから、好きだって言えなかった」
「ほんと、白木ってバカ」
「バカバカ言うなよ・・・」
「バカでしょ?」
「・・・・」
可愛いバカ。
「白木だって、乃恵ちゃん乃恵ちゃんって。
アイドルのファンクラブの会長みたいにうるさいのよ!」
「うるさいって・・・」
「うるさいでしょ!」
「・・・・」
愛しいバカ。
「ゼミの飲み会に呼んどいて乃恵とばっかり話してるし」
「ごめん。
あの頃、綾香に対して自分の気持ちが良く分からなかったんだ。
乃恵ちゃんと話してても、綾香が気になってしょうがなかった」
「バカね」
「・・・・」
「白木は私の事が好きに決まってるでしょ」
私のその言葉に白木は小さく笑った。
「あぁ。だな。いくら乃恵ちゃんと話してても
綾香と上杉の会話が気になってしょうがなかった」
「もう、バカね」
「でも!綾香だって、成田先輩成田先輩って」
「そんなの・・・」
「何だよ」
「そんなの、BBQで白木のベルトループに指をひっかけた時から
白木の事が好きだもん!!
感じとってよ!バカ!」
「ったく、お互いしょうがねーな」
苦笑いしながら、白木はゆっくりと私に唇を重ねた。