この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋のばんそうこう
第1章 こ
「柳下も安心するだろ」
「いや、別に悪いとは思うけど、そこまでして安心させようとか思ってないけど」
「あぁ?」
「だから~。確かにこんな合コン開いてもらって
悪いと思うけど、男女の仲なんかそんなに上手く行くわけでもあるまいし・・・」
「お前、冷たいね」
は?
「柳下がこんなに一生懸命やってるのに・・・」
コイツ・・・
嘘つけ!
自分が、柳下や斉藤に「彼女作れ」って言われるのがイヤなだけじゃないの?
だから私は!
利害関係の彼氏なんて、全く欲しくないんだってば!
まだ成田先輩が好きなんだってば!
あんた、私の話し聞いてた?
「いいね。今日来てよかったよ。
松井なら、意外性から柳下や斎藤も何も言えないだろ」
いやいやいやいや、意外すぎるでしょ!あの二人にはすぐにばれるでしょ!
私たち今の今まで100%友達だったよね?
「たった今、この瞬間から松井は俺の彼女な」
おいおいおいおい!
勝手に決めないでよ!
白木は飲みかけのジョッキをカチャンと合わせた。
「松井、よろしくな」
「あのちょっと、聞いてってば!」
展開が早い白木に私の感情はどうにもついて行けなくて
とりあえず、この状況をストップさせたくて
白木の長Tの裾を引っ張った。
「いや、別に悪いとは思うけど、そこまでして安心させようとか思ってないけど」
「あぁ?」
「だから~。確かにこんな合コン開いてもらって
悪いと思うけど、男女の仲なんかそんなに上手く行くわけでもあるまいし・・・」
「お前、冷たいね」
は?
「柳下がこんなに一生懸命やってるのに・・・」
コイツ・・・
嘘つけ!
自分が、柳下や斉藤に「彼女作れ」って言われるのがイヤなだけじゃないの?
だから私は!
利害関係の彼氏なんて、全く欲しくないんだってば!
まだ成田先輩が好きなんだってば!
あんた、私の話し聞いてた?
「いいね。今日来てよかったよ。
松井なら、意外性から柳下や斎藤も何も言えないだろ」
いやいやいやいや、意外すぎるでしょ!あの二人にはすぐにばれるでしょ!
私たち今の今まで100%友達だったよね?
「たった今、この瞬間から松井は俺の彼女な」
おいおいおいおい!
勝手に決めないでよ!
白木は飲みかけのジョッキをカチャンと合わせた。
「松井、よろしくな」
「あのちょっと、聞いてってば!」
展開が早い白木に私の感情はどうにもついて行けなくて
とりあえず、この状況をストップさせたくて
白木の長Tの裾を引っ張った。