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私の欠けているところ
第8章 泥沼のような地獄だった


「陸…」

胸元から私を見上げる陸の髪を
優しく撫でると

陸は
甘い声で
私の名前を呼び

「時…」

そして
気持ちよさそうに
胸を揉みはじめた

その気持ちよさそうな顔は

可愛らしく

こんな年下の人に
抱かれるのは初めてで
恥ずかしくもあり
たまらない母性を
くすぐられる


時折
私に押し付ける下半身を
どうにかしてあげたいとさえ
思う


ブラをずらし
顔を出した先端に
指も触れず
すぐに口に含む
興奮してる陸に

私はもう

どうされてもいい


「時…」


「……なに?」


「ベット行こうか」


明るい部屋でソファの上

こんなところじゃ
恥ずかしいんじゃないかと
心配してくれたんだろうか


陸は
まるで私を年下の
女の子に接するように
優しくリードしてくれた


「時、おいで」


陸は
優しく私を起こして手を取り
まだ入ったことのない
寝室のドアを開けた

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