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第11章 11

帰りの電車も別々となり、だんだん私が先生の虜になっていくことが恐くなり、電車のなかでサヨナラと書いたメールを送りました

先生は駅で別れた時点で薄々気づいていたようで、直ぐにメールは着信拒否をしてきました

これで終わった＿

まるで夢のような時間

病院も先生の担当する曜日を避けることで、全く会うことは無くなりました

そんな簡単に終わるんだ

病院に行くと、外来表に名前は相変わらずありました