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空洞
第1章 相田 花奏(あいた かなで)
次の週、樹は関西へ出張へ出かける。

「花奏、週末まで寂しくさせてごめんな。」
「大丈夫だよ。裕子にでも遊んでもらうから。」

「そっか。裕子によろしく。お土産買ってくるからね。」
樹は私を胸元に引き寄せて、おでこにチュとした。
私もニッコリ送り出した。


私と樹の出会いは、ごくごく普通。
新入社員の私に、古株の社員がミスを被せようとしたのを、かばってくれたのが上司の樹だった。

それから、何となく飲みに行くようになって、休日にデートに誘われるようになって、自然に付き合いが始まった。

友人の裕子は、同期で樹の事もよく知った仲。
プロポーズされた時も、裕子にだけ相談した。
私は結婚を機に退社した。
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