この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
金曜日
第7章 気になるよね? 3
私と大城さんはベッドに横になり
お布団を被ってちょっとまったり。
もちろん裸のままなんだけど
私はなんだか不思議な気分。
最後までしてないってことは
上野先輩と同じ状況じゃん?
確かに大城さんは勃ってたけど
お口でいかせちゃったけど
最後まではしてない。
私も潮まで吹いて激しくイッちゃったけど
最後まではしてない。
モヤモヤしたものの正体が何かわかった!
好きって言われてないんだ!
大城さんからは
『寝てくれない?』
『ヤらせて?』
『可愛い。』
『可愛いヤツ。』
って、
そうか、
『好き』
とは言われてないんだ!
私は堕ちたと思う。
好きじゃなければ出来ないこともしちゃったし。
大城さんが好きになっちゃったんだ。
ならば、しない方がいい!
上野先輩と同じでなんとなくなんだ。
スッキリしたのはカラダだけ。
心がモヤモヤしたまま、最後までしちゃったら
私、傷が深くなる。
自己回避だな!
うん、しない!