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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第4章 月夜の銀花~契り~
 仮にこの時、彼女がセギョンのいつもとは違う様子に気づいていたら、この後の状況はかなり違っていたに違いない。





 セギョンの態度は誰が見ても、明らかに不自然すぎた。冷めた眼をしている割には、視線は終始落ちつきなく泳いでいるし、膝に乗せた両手はずっと組み合わせて握ったり開いたりを繰り返している。




 大体、手紙の中身を見ない限り、セギョンがその内容を知るはずもない。なのに、何故、〝庭園〟という言葉をきっかけに手紙の話をセギョンが持ち出したのか。よくよく考えれば、それも面妖だと気づくはずだ。
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