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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第4章 月夜の銀花~契り~
「主上のお気持ちがそこまでしっかりとなさっているのであれば、私も何も申し上げすまい」




 一瞬の沈黙、二人はまだ枕辺で何か話している。けれども、オクチョンは急激な眠りが訪れ、再び意識は深い闇の底へと呑まれていった。







 心のどこかで、何かがおかしいと告げている。側にいてくれたのはスンのはずなのに、何故、コン尚宮が彼を〝殿下〟と呼んだのだろう?
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