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第4章 かわいい男の子

あれ？
お姉ちゃん。
僕の服、洗った？

匂いに敏感なファンが
泊りに来て聞いた

うん。
ダメだった？

ジンにかした服を着るファンを見る

ううん。
洗剤変えたの？
いつもと違う匂いがする。

洗った後ファブリックスプレーかけたの。

ジンの匂いが残ってそうで
かけることにしたんだった

あんまり好きじゃないかも。

不満そうに着替える

分かった。
私はその香り好きなんだけど
ファンが嫌いならやめるね。

お姉ちゃん、この匂い好きなの？

うん。
甘い香りが癒されるから。

着替えたファンが背中から抱きついてきた
その腕を握っていう

前の方が好きだった？

好きだったけど、お姉ちゃんがいいなら
これでいい。
でも僕にはちょっと甘すぎるかも。

じゃあファンのにはかけないようにするね
前のも買っとく。


ジンが来る時の料理の確認もするため
久しぶりに中華料理を作る
ファンに毒味(？)させようと呼んだんだった

うん。今日も美味しいよ^ - ^
中華料理、久しぶりで嬉しいな。

いっぱい食べてね。

美味しそうに食べるファンを見つめる

ジョン兄さんに言ったら
羨ましがってたよ。
撮影がなかったら行くのにって。

あれ？今日帰ってきたの？

撮影で連日帰れないと聞いていた

服だけ取りに帰ってきたんだ。
また、すぐ出て行ったよ。
お姉ちゃんに会いたいって言ってた。

そっか、忙しいんだね。
連絡はしてるけど、
想像以上なのかもね。
合間ぬって音楽番組の収録でしょ？
大変よね。