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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第12章 俺の焦り
「それで~・・・焦ってるの???」
・・・・・・。
俺は・・・週一回の・・・精神療法はかかさず来ていた・・・。
担当医の先生は・・・50代の女医。
お袋とはまた違うタイプの~・・・。
まーーーるく太ったオバサン(笑)
見るからに良い人です的な顔で・・・その中身も期待を裏切らない優しいオバサンだ。
「彼女が~・・・家を探していたのかぁ・・・(笑)彼女との事は何か思い出したかしら??」
先生はファイルを見ながら笑った・・・。
最近はなんか・・・このオバサンの相談室みたいになってる。
「あー・・・彼女の好きな・・・コンビニのモンブラン・・・思い出しました(笑)」
後・・・あの・・・怯える顔・・・・。
先生はニコニコ笑って・・・。
「あらっ・・少し進歩したわね(笑)・・・・でも彼女出て行っちゃうんでしょ???」
グサッ・・・。
「いやいや・・・まだ見ていただけですし~・・・あの辺結構高いから・・・。」
認めたくない俺・・・。
先生はニヤッと笑って・・・。
「女を舐めてたら~・・・直ぐ出てくわよ(笑)・・・まぁ・・・最近一緒に来てないからうまくいってないのかなとは思ってたけど??・・・・」
全てお見通しってやつ・・・。
はぁぁ・・・。