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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第15章 元嫁
店を出て龍の店を眺めた・・・。
龍と・・・話をしていないこの状態が良いとは思わない・・・。
来月でまた年を取ってしまう私。
はぁ・・・。
ため息が出る。
でもな~・・・。
店から出て龍の店に向かって行くと・・・・。
店から龍が出てきた・・・。
「あ・・・・。」
思わず声を上げると・・・。
・・・・・。
その後ろから顔を出したのは・・・・。
・・・・・・。
小さな・・・ギャル。
この子・・・・。
私は肩から下げていたバックを掴み思わず後退り・・・。
「あ・・・美晴ちゃんッ・・・これは~・・・違くて・・・・。」
龍が一歩近づくと・・・また私は離れた・・・。
そっか・・・。
まだ・・・。
逢ってたんだ・・・・。
私は下を向いたまま首を横に振って・・・。
「最近話してなかったから・・・・ランチでもって思っただけ・・・(笑)」
そう言ってその場から立ち去ろうとすると・・・・。
「美晴ちゃん待って・・・」
久々に・・・。
龍が触れた・・・。
私の手首を掴んで・・・呼び留めてくれたの・・・。
でもね・・・。
「大丈夫・・・(笑)・・・ごめんね・・・。」