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第15章 元嫁

店内に入ってきたのは・・・うちのブランドを着そうもない・・・少し派手な・・・。



小柄なギャル。



毛先だけが金髪で・・・今時な格好をしているけど・・・。



妊婦さん？？？？




そのギャルは私達を見て・・・。



「あ～・・いたいた(笑)オバサンッ！！！」



うちらを見てそう言い・・・笑ったの・・・。



オッ・・・オバサンだとぉ～ッ！！！！


私貴方とそんなに変わらないと思いますがッ！！！！


すっごい感じ悪いッ・・・・。



すると・・・そのギャルは私の後ろに居た美晴さんの方に行き・・・・。



「オバサン・・・でしょ？？？(笑)もう30過ぎのッ！！！」



へっ？！



何この子ッ・・・・。



美晴さんは苦笑いをして・・・。



「そうですね・・(笑)ちょっと忙しいので・・・。」



そう言ってギャルをスルーしてレジカウンターへ・・・。



えっ？！


このギャル美晴さんの知り合いッ？？？？



ギャルは直ぐに美晴さんを追いかけて行って・・・・。



「ねぇ、オバサンさ～・・・龍と一緒に住んでるんでしょ？？？(笑)彼女なんだ？？？」



はっ？！何この子ッ・・・・。



美晴さんはその子の事を見ず・・・。



「申し訳ありませんが・・・今仕事中ですので・・・(笑)そう言った話は・・・。」



ＰＣを見ながらそう言った・・・。