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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第17章 誕生日の誤解
佐藤said
美晴さんが・・・。
更に・・・元気がなくなった・・・。
うっ・・・。
なんか悲しくなってきた!!!
美晴さんが入って行ったバックヤードを眺めていると・・・。
「佐藤ちゃんちょっと!!!」
え???
野木ちゃんが私の腕を掴んで店の入り口の方へ・・・。
?????
なになになにっ????
野木ちゃんはバックヤードの方をチラッと見ると・・・。
「ね、・・・私龍君ッてあまり分からないんだけど~・・・一体何考えてるの???」
えっ・・・(笑)
龍君が・・・何考えてるかッて~・・・。
「だってさ、なんか・・・好きっぽいのに放っておいたり・・・最初の頃と違いがあり過ぎ!!記憶がなくなったって言ってもなんか変じゃない???」
龍君ね~・・・。
「本来は~・・・多分美晴さんの事大好きなんだけど~・・・。」
瑛大に聞いたのは・・・。
多分・・・付き合ったまでの出来事も覚えてないから・・・。
自信がないんだと・・・。
美晴さんを口説いたときの龍君は・・・スッゴイ真っすぐで・・・超誘ってたけど・・・。
その頃の記憶もないから一体どうして自分の傍に美晴さんが居るのかもわからなかったし・・・・でも一緒に居るとどんどん好きな気持ちはまた膨らんで・・・。
でも、それを爆発させたとき・・・美晴さんに嫌がられるんじゃないかとか・・・扱いが分からないんじゃないかって・・・。
言ってたけど・・・。