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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第18章 誕生日の誤解 2
やっと・・・。
また向き合えると思ったのに・・・・。
また駅前に戻ってロータリーを確認するけど・・・。
龍の車はまだ来ていない・・・し・・・。
龍に送ったラインも・・・・。
既読にはならない。
時刻は19時半・・・。
「はぁ・・・。」
やっぱ・・・私達向き合えないのかな・・・。
龍は・・・。
元奥さんと・・・。
また会ってるのかもしれない。
私・・・。
疑ってばかり・・・。
空を見ると、・・・ポツッと私の頬に何かが当たって・・・。
頬を拭うと少し濡れる。
雨???
やけに寒い・・・。
つま先が冷えてきたな・・・・。
ポツ・・・ポツッと・・・少しづつ雨の量が増えて来て私はまた駅の屋根が付いている場所に移った・・・・。
帰ればいいのに・・・帰れない私。
龍を待っていたい・・・。
龍に・・・逢いたい。