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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第19章 出て行く女、思い出せない男





瑠衣said



・・・・・・・。


美晴さん・・・。


もう・・・。


ボロボロじゃ・・・・。




私は湊の話を聞きながら・・・胸が痛くて・・・。


ギュッと心臓の部分を服の上から掴んで下を向いた。




「でも~・・・あの・・・出て行った時???龍も何でちゃんと言わなかったんだろうな~・・・・。好きなくせに・・・・。」



誠君がそう言って煙草を吸った・・・。



本当・・・。



なんで・・・記憶が戻っていないけど・・・・。



明らかに上地君は美晴さんが好き・・・でしょ???




湊はアイコスを吸いながら外を眺めて・・・。



「龍はさぁ~・・・あの時・・・・もう振られたって・・・(笑)まぁ実際振られたんだけどさ・・・男として最低だッて・・・自分にガッカリして・・・放心状態(笑)」



自分にガッカリ・・・。



でも私もガッカリだわ!!!



高校時代あんだけとっかえひっかえ!!!モテても美晴さんを傷付けてそれを修復することもできないなんてッ!!!!



・・・・・・。



「でもアイツもさぁ・・・(笑)美晴ちゃんが出て行くってなって~、他に行かす事をせずあのマンションを使わせるってとこが~・・・(笑)(笑)まだ未練たらたらじゃんねッ!!」



あ・・・。


そっか・・・。


上地君・・・湊と上地君が一緒に買ったっていう・・・あのマンションに美晴さんを・・・・。






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