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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第19章 出て行く女、思い出せない男
年明け・・・。
2月中旬。
美晴ちゃんはまた・・・俺の目を見なくなった・・・・。
俺が悪い。
でも・・・俺は
「美晴ちゃんッ・・・・あのさ、・・・今日夜外で食べない????(笑)」
洗濯物を干す美晴ちゃんを追ってテラスに出てそう言った・・・。
美晴ちゃんは俺を見ず・・・でも少し笑って・・・。
「・・・・龍・・・君・・・・(笑)・・・・」
・・・・・・・。
龍君・・・・。
ゴクっと唾を飲み込むと・・・美晴ちゃんはバスタオルを干しながら・・・。
「私・・・やっぱこの部屋出て行く・・・・」
・・・・・・・。
「もう・・・この関係・・・終わらせよう???」
・・・・・・・。
朝一番で・・・振られたんだ。