この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第20章 他人になった俺等
急いでモールに戻り・・・彼女を追う様にモール内の会議室に向かった。
よし・・・。
もうあれから1カ月近く話をしていないッ!!!
湊の報告会の夜たまたま逢って挨拶したのみッ!!
毎日毎日・・・まーーーーいにち!!!避けられる俺ッ!!!
もう我慢できんッ!!!
今日こそとっ捕まえて話してやるッ!!!!
バックヤードに入って早歩きの美晴ちゃんを追って俺も会議室へ・・・。
中に入ると、モールの運営室の人等が出欠を取っていて・・・美晴ちゃんは・・・。
「お疲れ様です(笑)wreathです・・・。」
久々ちゃんと声聞いたしッ!!!
俺の方を見ることもなく・・・空いている椅子の方に行ってしまった・・・。
俺がその姿を見ていると・・・。
「あ、上地店長ッ(笑)お疲れ様です~・・・」
受付に居たうちの店の担当営業さんが笑って言う・・・。
「あ、・・・どーーーも!!!」
会議資料を貰って・・・美晴ちゃんの隣の席に向かおうとすると・・・・。
「上地店長(笑)今度~ッ・・・・」
話し好きの営業・・・関口君(笑)
悪いが・・・美晴ちゃんの隣の席をゲットしたいからッ!!!
「関口君、悪い!!話後ででいい???(笑)」
関口君の口の前に会議資料をグッと押し付け・・・言った(笑)