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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第23章 もう1つのリベンジ
その頃・・・。
熱海
「幸ちゃーーーん(笑)(笑)これ片すの手伝って~ッ!!!」
あ・・・。
「はーーーい(笑)」
私は・・・。
以前働いていた熱海で・・・。
また働いていた・・・。
あの日・・・。
私はお台場の駅からゆりかもめに乗って新橋に出て・・・。
そこから節約の為普通電車で熱海に戻ったの・・・。
「明日、なーーんかスッゴイ気前のいいお客様が予約入ったのよ~ッ!!(笑)」
仲居さん仲間の多美恵さんが笑って言う。
気前がいい??
「そう・・なんですか??(笑)気前がいいって???」
私は多美恵さんが持っていた荷物を半分持ち・・・首を傾げた・・・。
「お一人様でいっち番良い部屋!!!(笑)しかも1週間ッ!!!」
ぇえええっ?!
・・・・・。
一応この旅館は・・老舗旅館で・・・。
一番いい部屋だと一人で泊まると・・・確か・・・。
「1泊15万ッ!!!(笑)(笑)女将さんがね、1週間ご予約いただいたし・・・何かワケアリじゃないかッて~・・心配してるわけよ~ッ(笑)」
ワケアリッ?!
私が口をポカンと開けていると・・・。
多美恵さんはニヤッと笑って・・・。
「ほらほら~・・・なんか・・・犯罪にかかわってる人とかさ~・・・(笑)だったら怖いよねぇ~ッ!!!」
ゲゲッ・・・犯罪者ッ???(笑)