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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第1章 親友の報告会
その日の夜
俺は仕事を終え・・・。
職場であるショッピングモールを出た。
あ・・・。
俺の前を歩くのは・・・。
あの人だった。
・・・・・・。
特に声もかけていないのに・・・。
気配を感じたのか?
あの人は綺麗に束ねた髪の毛を触りながら振り返ってきた。
「あ・・・・。」
その人は俺の顔を見て言った。
あ・・・かぁ~・・・。
まぁそうだよな。
俺は首に巻いたストールを巻きなおし、
「お疲れ、今帰りっすか?」
俺が言うと・・・その人は少し笑って・・・。
「そう・・(笑)・・・お疲れ様・・・。」
そう言って・・・。
会釈し・・・。
さっさと歩いて行ってしまった。
はぁ・・・。