パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第35章 可能性

病院を出て携帯を見ると一件の留守番電話。



着信は・・・草野さんからだった。



留守電を聞いてみると・・・。



『上地様こんにちは。お忙しい中失礼いたしますっ、11月4日のキャンセルが出ましたのでご報告をさせていただきたいと思いお電話させていただきました。』



・・・・・・。



全てこのまま上手くいくって・・・・。



思っていたのに・・・・。



また私のせいで何かが狂うんじゃないかッて不安な気持ちになる。



子供が難しいうえにもし病気になったら？？？



新婚なのに龍に迷惑を掛けてしまうなんて・・・。




「はぁ・・・。」



結婚する前にやっぱ自分の体を検査するッて・・・大事なんだな。



もっと早く分かっていたら、龍にも選択肢があったかもしれないのに。