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第36章 ずっと一緒に居てください

幸の目を見ながらスーツのジャケットの内ポケットに手を入れ・・・。


「目瞑れ・・・・」



そう言うと・・・幸はゆっくり目を閉じた・・・。



ポケットから出した物を開け・・・・。



幸の左手を触ると・・・。



「仁君？？？」



・・・・・・・。



目を瞑ったままの幸に・・・手を撫でながら・・・・。



「俺の・・・お嫁さんになりたい？」




そう言うと・・・幸はパチッと目を開けた・・・・。



・・・・・・(笑)



「仁君？？？//////////」



「(笑)・・・早く答えろッ・・・」



俺が言うと・・・幸は自分の手を見て・・・・。



また俺の顔を見た・・・・。




「お嫁さんに・・・なりたい・・・/////////」



(笑)



俺は幸の手を取って・・・左手の薬指に・・・・。




予め用意しておいた・・・エンゲージリング・・・・。



幸の細い指に・・・綺麗に光るダイヤ・・・。




幸は手を震わせ・・・。



「これ・・・・////////」



キラキラ光るダイヤを・・・ジッと見つめ・・・。



雲の横から顔を出した太陽に掲げるようにし手を上げた・・・・。