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第37章 沖縄旅行　　奇跡の宝物

お母さんが、沖縄に来たなら・・・。


まず最初にひめゆりの党と・・・平和記念公園に行きたいと言った・・・・。




沖縄はとってもいいところだけど・・・。


昔戦争の舞台になってしまった場所でもあり・・・。


日本人として・・・。




先ずそこに行くべきではないかと・・・母は言う・・・。



そんな言葉をちびっ子3人はちゃんと聞き・・・。


今私達の車はひめゆりの党に向かっている・・・・。





「俺～・・・小さい頃来たっきり～・・・久しぶりだな～・・・」



龍はそう言ってひめゆりの党近くの駐車場に車を止めた・・・。



そこは観光場所ではない・・・。


でも・・・。


日本人であるなら・・・。




沖縄で遊ぶなら・・・・、先ずは行った方が良い・・・行くべき場所だったなと少し反省・・・・。


車を降り・・・子供たちもそのはしゃいではいけないんじゃないかッて雰囲気を察したのか・・・一気に大人しくなる・・・(笑)




子供たちは鈴江さんとお兄ちゃんとお母さんと手を繋ぎ・・・私と龍はその後をそれぞれ入り口まで歩くと・・・。




そこには献花するお花が売っていて・・・。




お母さんは直ぐにそれを3つ購入・・・・。






花を添え・・・皆で手を合わせた。