この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第42章 サプライズな出来事
龍side
佐藤ちゃんと野木ちゃんは危ないと判断したため・・帰ってもらい・・・。
俺と瑛大と俊は館内を探し回る・・・・。
念のためと思い海沿いのこのモールの駐車場を見に行くと・・・・。
出入り口付近に紙袋が落ちていた・・・・。
もしかしてっ・・・・。
慌てて走って行き・・・その袋を拾うと・・・・。
俺の勘は・・・ドンピシャ。
中身は・・・ケーキの箱。
無残に車のタイヤで潰されて中身がぐちゃぐちゃになっている袋。
その袋は・・・美晴が食べたいと言っていた・・・館内のレストランの袋だ。
アイツだ・・・・。
俺がその袋を見ていると・・・・。
ピカッと・・・車のライトが当てられ、顔を上げると・・・・。
「湊・・・・・」
俺の横に居た瑛大が言った。
・・・・・・・。
俺はその袋を持ち湊の車の方へ・・・・。
「俺車取ってくる・・・・悪いけど駐車場のおじさんに様子がおかしい奴来なかったか聞いてくんないかな?」
俺がそう言うと湊は運転席から俺を見て・・・・。
「分かった~・・・・てかお前~・・・。せっかく落ち着いたんだからあの男に何もするなよ?」
・・・・・。
分かってる・・・。
でも・・・。
「取りあえず頼む・・・瑛大と俊も探してくれてるから・・・直ぐ戻る!!」