この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater23.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
雄二
第2章 みのり
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
あれは、14年前の夏休み
ねえ!みのりーっ!
えっ?あ、雄二くん
先週さあ、花火の時さあ、あ…の、
…浴衣似合ってたな
会ったっけ?
い…いや、
後ろ姿…ってか、ん、まあ…横顔?
見た
何だ、声掛けてくれたらよかったじゃん
どうしたの?何だかいつもと違うね、歯切れも悪い?
つ…、付き合ってください!
え、あ、は…い…
みのりーっ!ほんとか?ほんとにほんとか?
う、うん、あたしも雄二くん、嫌いじゃないし
よろしくね!
夏休み中、毎日会っていた。
そして雄はとびきりの笑顔で、いつだってみのりを笑わせた。
他愛もない話でお腹を抱えて笑った。
ねえ!みのりーっ!
えっ?あ、雄二くん
先週さあ、花火の時さあ、あ…の、
…浴衣似合ってたな
会ったっけ?
い…いや、
後ろ姿…ってか、ん、まあ…横顔?
見た
何だ、声掛けてくれたらよかったじゃん
どうしたの?何だかいつもと違うね、歯切れも悪い?
つ…、付き合ってください!
え、あ、は…い…
みのりーっ!ほんとか?ほんとにほんとか?
う、うん、あたしも雄二くん、嫌いじゃないし
よろしくね!
夏休み中、毎日会っていた。
そして雄はとびきりの笑顔で、いつだってみのりを笑わせた。
他愛もない話でお腹を抱えて笑った。
![](/image/skin/separater23.gif)
![](/image/skin/separater23.gif)