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第1章 夢

22時10分、閑散としたビル街の一室で、私は丁寧に磨かれた壁一面の窓ガラスに向かってM字開脚してご主人様の帰りを待っていた。
マジックミラーになっているため、窓ガラスの奥からどれだけのお客様に鑑賞して頂いているのかわからないが、きっと5,6人はいるだろう。
その中からご主人様は私を犯してくれる男性を選んでいる。僕が戻ってくるまでその格好を崩さずに待っててね、と言い残してーー。