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サイドストーリー9
第17章 5センチの景色
安達さんと迎える初めての大晦日、そして新年。
「大晦日の夜中、出られる?」
そうデートに誘われて
「ちょっとだけおしゃれしておいで」
職場近くの赤レンガに二人で行ってみれば、赤レンガではカウントダウンパーティが開かれていた。
「うわっ」
大人の世界に踏み込んだようなそのパーティになんだか子供が紛れ込んだようでドキドキする。
「大人って!こんな素敵な年越しパーティをしてるんですか!」
渡されたピンク色のシャンパンが薄暗い店内にきれいに光った。
その時、店内でカウントダウンが始まった。
新年へのカウントダウンだ。
「5・4・3・2・1・・・」
「0!」
と、声をそろえたとき、大きな汽笛が聴こえ始めた。
「なになに!すごい!!」
その汽笛の大きさにびっくりした私に安達さんは楽しそうに笑った。
「大晦日の夜中、出られる?」
そうデートに誘われて
「ちょっとだけおしゃれしておいで」
職場近くの赤レンガに二人で行ってみれば、赤レンガではカウントダウンパーティが開かれていた。
「うわっ」
大人の世界に踏み込んだようなそのパーティになんだか子供が紛れ込んだようでドキドキする。
「大人って!こんな素敵な年越しパーティをしてるんですか!」
渡されたピンク色のシャンパンが薄暗い店内にきれいに光った。
その時、店内でカウントダウンが始まった。
新年へのカウントダウンだ。
「5・4・3・2・1・・・」
「0!」
と、声をそろえたとき、大きな汽笛が聴こえ始めた。
「なになに!すごい!!」
その汽笛の大きさにびっくりした私に安達さんは楽しそうに笑った。