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サイドストーリー9
第28章 乙女☆大作戦③
屋上のリラクゼーション庭園から地上を見ると定時を少し過ぎて終業する人の波が見える。

「おい。サボるなよ。30分後にミーティングが始まるぞ。
資料作成は野口の担当だって部長が言ってただろ?」

薄暗くなった屋上は俺のほかに誰もいなくて
入口から機嫌の悪い楠が叫んだ。

「ミーティングなんかいいからちょっと来てみろよ」
「お前、部長に怒られるぞ」
「たいたい終わってるって。いいから来てみろよ」

そう言って楠をフェンスまで呼び寄せると、楠がヒュ~♪と口笛を吹いた。

「あいつ、何やってんの?」

屋上から見たエントランス外の柱にうちのかわいいかわいい後輩ちゃんが隠れていた。

「さぁ?一緒にいるの受付の美咲ちゃんか?」
「野口~?井上さんを美咲ちゃんって呼んだら、片思い中の山崎が怒るぞ」
そう言いながら楠も笑ってる。

「山崎はミーティング出ないんだっけ?」
「確か出ないな」
「俺たちがこれからミーティングなのにけしからん」
「しかも美咲ちゃんと!」

そう言いながら俺たちはニヤニヤして。
そこに山田がやってきた。
「おい!ミーティング15分後から始まるぞ!」
そう言って下を見るといろいろ理解したようでニヤッと笑った。
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