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官能的大恋愛
第2章 まさかの官能的出逢い
パソコンを開いて、ヘッドホンしてエッチなDVDを見る。

キュッとトキメク瞬間の場面を何度も何度も見ては、頭の中にその感覚を叩き込んで、スマホの小説投稿の画面を開く。

画面の中で、しなやかな長い腕が仰向けになる女の頬に伸びて、柔らかい手つきでその女性の頬に添えて、腰だけを動かす。

女性は頬に触れられただけで、身体をのけ反らせる。

きっと…この手の温かさで…感じたんだ…

凄い!

頬に触れていた手の親指だけを、器用にも口唇を軽く謎っていく。

「あぁん!」

やっぱり、ここで声を上げてしまうのは仕方のない事だろう。

口唇に触れられては、更にもっと欲しくなるだろう。

だから、声が思わず出てしまうのだろう。

いい!
凄くいい!

「あぁん…もっと…してぇ!」

そんなふうにトロントロンな目で、女性に言わせてしまうこの男は本当に凄い!

すると男は切なそうに、ゆっくりと低い声で、

「ねぇ…もっとってぇ…どんな感じにぃ…例えばぁ…言ってぇ…ほらぁ…早くぅ…」

そして、この男の溜め息を付くような言葉の言いっぷり。

語尾が、少し伸びる感じが相手を誘惑する。

次はどんな言葉を発するのか、ドキドキしちゃう。

焦らしテクニックっていうのかなぁ。

一種の言葉責めみたいな。

「あぁぁっ!…ダメっ!…言ったらイッちゃう!!」

なるほど。

この男の言葉が、耳の中をも燻ったせいで、絶頂感に達してしまった訳か。

ふむふむ。

私はスマホの液晶をポンポンと弾くように、文書を打ち込んでいく。

「イクのぉ…あぁ…凄い…しまってるよぉ…あぁ…俺もイクよぉ…んっ!んっ!んんっ!」

そして、最後に大サービスで男もエッチな声をあげて、女を跡形もないくらいの姿にさせる。
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