この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
官能的大恋愛
第15章 結婚という二文字
しかし、そのうちに何だか「お姉ちゃん×2」って仕切りに聞こえてくる気がして、耳を自然と澄ませていたら、やっぱり私の話をしていた。
部屋からコソッと出て、階段下にあるリビングで話し込むヤツラの声をきいていたら、
「朝帰りなんて、何年ぶりって話だもんなぁ」
「うちの姉ちゃんは、すでに半分以上が生きた化石みたいになってるからねぇ」
「お弁当までこしらえたくらいだから、今回はとしこの方が本気なんじゃないのかな」
な、なぬぅ?!
おまえたち、当事者なしによくもそこまで話せたもんだ!!
私の恋愛話を何、家族水入らずで話込んでんだ、バカヤロー!!
慌てて階段をドタドタと降りて、一喝する。
「誰の話!」
家族が私の方をパッと見る。
嫁さんが一言、
「お姉さん、彼氏出来てよかったですね☆」
こんな事で、よかったと言われる私は。
「何だよ、姉ちゃん。聞いたぞ、朝帰りだって?」
弟のニヤニヤした顔に、
「うるさい!」
「いやまぁ、お父さんはいつでも嫁に出す覚悟は出来てるからね」
「こらっ!勝手に何を言ってんだ?」
私は父を叱る。
「え?違うの?そういうつもりじゃないと、お母さんも困るんだけど」
「はぁ?!体裁なんちゃらの話か、また!」
母に対しても声を上げた。
「そんな大きな声で叫びなさんな」
耳を押さえて、母は厄介そうに言った。
部屋からコソッと出て、階段下にあるリビングで話し込むヤツラの声をきいていたら、
「朝帰りなんて、何年ぶりって話だもんなぁ」
「うちの姉ちゃんは、すでに半分以上が生きた化石みたいになってるからねぇ」
「お弁当までこしらえたくらいだから、今回はとしこの方が本気なんじゃないのかな」
な、なぬぅ?!
おまえたち、当事者なしによくもそこまで話せたもんだ!!
私の恋愛話を何、家族水入らずで話込んでんだ、バカヤロー!!
慌てて階段をドタドタと降りて、一喝する。
「誰の話!」
家族が私の方をパッと見る。
嫁さんが一言、
「お姉さん、彼氏出来てよかったですね☆」
こんな事で、よかったと言われる私は。
「何だよ、姉ちゃん。聞いたぞ、朝帰りだって?」
弟のニヤニヤした顔に、
「うるさい!」
「いやまぁ、お父さんはいつでも嫁に出す覚悟は出来てるからね」
「こらっ!勝手に何を言ってんだ?」
私は父を叱る。
「え?違うの?そういうつもりじゃないと、お母さんも困るんだけど」
「はぁ?!体裁なんちゃらの話か、また!」
母に対しても声を上げた。
「そんな大きな声で叫びなさんな」
耳を押さえて、母は厄介そうに言った。