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官能的大恋愛
第19章 素直にI'm sorryキスをしたくて
ナガタッチの暴走は止まらない。

「イクイクイク!…んあぁぁぁっ!……あふっ!」

ビンビンにまだ張りつめた状態の肉棒を、ピョンと跳ねるように飛び出させて、精液を手のひらの中に溢した。

「はぁ…はぁ…はぁ…やっぱり…すぐにイッちゃった…だけど、俺…まだ足りない」

息を切らしながら、ティッシュで手を拭いて、私を見た。

「トシコッチの愛…もっと俺だけを愛してくれてるのを感じないと、全然おさまらないよ!」

寝転ぶ私の上に、泣き付くように抱き締める。

「他の男に可愛いだなんて言われてるトシコッチの顔見たら…俺さぁ、自信なくしちゃったんだよ…。俺の女だ!みたいなセリフ、撮影では何度も言った事はあるよ?…だけどさぁ、結構俺には言いづらいセリフなんだって分かって、急に情けなくなって…」

ナガタッチは小さな声で言った。

「…嫉妬した」

私はナガタッチが、自分と全く同じような嫉妬の仕方をしてしまうんだと知った。

「ナガタッチは私の何もかもを強引に奪っていいんだよ?可愛いって言われても、私性格悪いから、全然嬉しくないの。バカだなコイツ程度でおしまい。だけど、ナガタッチに可愛いって言われた時は、本気で嬉しいもん。…何もかも、全然感じ方が他の人とナガタッチでは違うんだよ?」

ナガタッチは横目でチラッと、涙目で私を覗いた。

「衝動的でもいい…強引でも構わない…情けなくなるくらい…感情の赴くまま、愛し合おうよ?…ねっ?…ナガタッチ?」

ナガタッチは嬉しそうにうなずいて、

「トシコッチ、お持ち帰り決定!」

そう言って、吸い込まれるように口唇を互いに近付けて、ディープキスを交わした。
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