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官能的大恋愛
第6章 視覚と聴覚で恋に堕ちる
さっきは普通に見れたのに、間近過ぎて恥ずかしくなって顔を隠した。

「キャッ!!…そんな…近過ぎて見れない…」

「ほぉら…しっかり見てよぉ…恥ずかしがらないのぉ…ねっ?…ほらぁ…」

私の顔に掛かる手をどけて、甘い甘い声で、私の耳の中を燻り始める。

「どう?」

どう?って。

な、何て言えばいいの?

「キレイな色…してますね」

もう、それしか言葉見つからない!!

「まぁ、商売道具だからねぇ…じゃあ、今から擦るから見ててね…」

「えぇっ?!…本気で言ってます、それ?」

「本気だよ?…だってもぉ、半立ちしてるから、どっちみち沈めてあげなきゃ…可哀想だろ?…」

Nagは体勢を変えて、仰向けになる。

そして利き手を、私の顔の前に差し出した。

「君の唾液を…ちょうだい?」

完全にスイッチが入ってる。

それを拒んだら、失礼かも……。

私はその手に、唾を大きく吐き出した。

「最初は俺の手元を見て…イク寸前になったら…俺のイク顔を見て…大丈夫だよ…」

大丈夫だよって言葉に、私の不安な心は包み込まれて、また静かにうなずいた。

呟くように言いながら、すでにNagはアレをゆっくりと包みながら、唾液まみれの手で柔らかく擦っていた。
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