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高校性『惨歌』 90‘Sレイプ 引き裂かれたレオタード
第13章 生き地獄はここからだ!! 男子たちのスペルマに塗れる聖少女…
既に、郁子の命運は尽きていたと言って良いだろう。田辺は郁子へのレイプを揉み消し、さらに彼女を二年狩りの生贄として血祭りにあげる最終的な、空恐ろしくなるほどの陰謀を企て、それを実行に移していた。2年A組の教室には男子生徒23名が集められ、悪魔の踏み絵を迫られていた。
『小越郁子を音を上げるまでリンチするか、それとも――――。加わらなかった男は当然、応援団委員会に楯突く覚悟があるものとする』
既に教職員すら恐れをなし、近寄らないA組の教室。今後も連綿と続くであろう、忌まわしき風習の餌食となることに恐怖を覚えぬ男はいなかった。迫られた三択、実質二択だが―――。男子たちの大半は、まず一番初めに突き付けられた要求を呑まらざるを得なかった。

「オラオラどうしたどうした小越ぃ? もうグロッキーかよ?」
村上と永桶に捕らえられた郁子は縛られたまま二の腕を左右から掴まれ、無理やり立たされている状態だ。支えられていなければたちまち崩れ落ちるほどにダメージを受けている哀れなマドンナ。彼女への壮絶な集団暴行はやむことなく続けられていた。行列を作ったA組男子は順繰りに郁子にリンチを加えることを強要されているのだ。男子たちは成績、学業、生活態度の優劣を問わず、学園中から愛されているジャンヌダルクへの制裁を、自らの手で行わねばならぬことに苦悩の色を見せているかといえば…決してそうでは無かった。男たるもの、卑しきもの…。女性を屈服させ、支配下に置き、己の雄としての腕力のもと汚辱に晒すことに歓びを見出さぬ筈はない。それが、高嶺の花の美少女であればあるほど、その興奮や歪んだ悦びは大きくなる。何より、何人もで一人の標的に攻撃を加えるという群衆心理が、彼らから罪悪感を喪失させた。

翻って裸にされて縛られ、クラスの男子全員から殴られるだけの小越郁子の心中は察するに余りある。女たるもの、力で勝る男の暴力は怖いものだろう。それでも、この数か月間、理不尽な暴力を擁する応援団委員会の面々と聖戦を繰り広げ、孤独な闘いを続けてきた郁子だ。ついにそんな彼女を葬るべく想像を絶するレイプという生き地獄をプレゼントした宇佐美。そして応援団委員のみならず、影の黒幕田辺が用意した、クラスの男子全員からの集団リンチは絶望に突き落とされた郁子を、さらに生き地獄の炎で焼き尽くさんとする学校始まって以来の蛮行、いや狂行だった。
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