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高校性『惨歌』 90‘Sレイプ 引き裂かれたレオタード
第14章 終劇―――散華したジャンヌダルク
「てめえを庇うため、小越は必死に二年狩りに耐え忍んだ…」
「あいつを標的にしてくれって田辺さんに持ち掛けたのは、実は俺なんですよ。田辺さんも執念深いよねえ、人化のメスなんていくらでもいるのに、自分を振った女をいつまでも集団でいたぶろうなんて、正気の沙汰じゃない」
宇佐美すら言葉を失う。地獄の二年狩りに、自分の幼馴染の恋人を放り込むとは。
「俺はああいう重たい女…苦手なんだよね。幼馴染で初めてHした男に執着するしつこさ、安っぽい正義感、私こそ優等生ですっていう態度、振舞…。全部がむかついたんだよ」
俊は長年の恨みでも吐き出すようにまだ続ける。

「そもそも、俺、あいつ以外に女なんていくらでも知っているし、不味い弁当を作ってくるのもウザくて溜まんねえんだわ。処女と童貞で付き合い始めたとか勘違いし、飯まで管理してくるような重い女、何とか始末しないと、一生付き纏われそうでさ」
さも、清々したという表情の俊。
「俺の今の女、誰だと思います? 気のあいつの前ででらしてくれた麻子ですよ。幾個への決別宣言のつもりで俺も精いっぱいよがったら、あいつ悔し涙流してやんの」
けらけら嗤いながら、トドメと言わんばかりに俊は顎をしゃくって、禁止戦の中に残る人型の白いラインを指し示す。

「さんざ、性欲のはけ口にされている姿には興奮したけど、最後、轢かれた蛙みたいな無様な死体を見た瞬間は最高に嗤ったわ。ま、二年狩りの悪しき風習は続きそうだけど、二年の俺には無関係だ。晴れて自由の身…田辺さんには恩を売れたし、俺も郁子を下取りに出して青春を謳歌できるって寸法です。人生って要領が大事だよね」
宇佐美だけがその場で昨日まで死に追いやるほどの凌辱を加えた美少女を想うという、不条理。いや、肉体を重ねることでしか理解できない劣情の結びつきが、郁子との間にはあったと彼は信じていた。宇佐美は、ふらりと学校を後にすると何処かへ消えた。
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