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愛してるからこそ...
第9章 小池の悩み
何か言いたそうだったのが気になるが
今度改めて聞いてみよう。
朱里パンダの隣を通り過ぎて風呂へ。
じっと見てくるから入る?と聞いてやったのに
すごい慌てふためきながら
もう入ったから。と必死でパンダが首を振る。
「そのパンダ可愛いじゃん。」
「でしょ?これメンズ用もあるの。
今度買ってこようか?」
メンズ用?それ俺にやれと言ってるのか
すごく楽しそうに言ってきた。
たまにはそういうことにも付き合ってやらないと
これから残業も増えて寂しい思いさせるから
たまにはのってやるか。
「おう。今度買っといて。」
「え?本気なの?」
何だよ、そのありえないみたいな…
「本気。だってそのパンダ可愛いし?
俺似合うと思うよ。くくくッ」
すると明日の帰りに買ってくるねと
変なところに火がついたみたいで
やべ、何か色んなの買ってきてこれから数日
遊ばれたことは言うまでもない。
あ、いい事思いついた。
家建てるの辞めて朱里の実家に引越しするか。
あいつの実家の隣はずっと何年も
土地が売られているが買い手はないみたい。
確かに家を建てるには小さいからな。
よし候補が増えたし今度改めて話そう。