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愛してるからこそ...
第9章 小池の悩み




「明後日の有給なんだけど
朱里の実家に行こうと思ってんだ。
昼間だとお父さん達がいないし
前の日の夜から行くか??」

「え?実家??」


ま、別に家の事以外行く理由なんてないけど
とりあえず早いうちに手を打ちたいだけ。


「嫌なら別にいいけど…」

「嫌じゃないよ!
お父さんにLINEしておくね!」


朱里の家族は俺の家族でもある。
朱里が喜ぶなら俺も嬉しいし。


でもどんだけネットで探しても
朱里の実家の隣の土地はどこにもない。


明日お父さんにきいてみよう。
多分40坪くらいの土地だった。


朱里の家はあのへんにしたら大きい。
多分100坪くらいある土地に
大きな家が建っている。

前に聞いた時はおじいちゃんが建てたとか。
建て替えてみんなで住んでもいいかとも考える。


今のうちからしていた方が
入籍、新婚旅行としていたらあっという間だと思う。


それにこれで子供でも出来たらもっと大変になるし
善は急げだと思う。



よし!明日の外回りを乗り越えるために
一発朱里を抱いてやろうと思った。

洗い物も終わりリビングに居る朱里を
抱き上げて寝室に向かってベッドに下ろした。



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